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2014年08月19日
2014 AUG VOL.15
こんにちは。
前回に引き続き、今回もウッドデッキについてより詳しくご紹介したいと思います。
お客様の約8割はお庭のプランにデッキの設置を検討されます。
そして、実際に設置する方は4割を超えます。
それだけ高い需要があるのには、人それぞれのライフスタイルに合わせて
幅広く対応できる豊富な素材や、好きな形に加工できるなどの柔軟性があるからではないでしょうか。
●プラスワンリビング
アウトドアリビングや食事や読書等を楽しむ空間に…
●集いの場として
家族や友人とBBQやパーティーなど、遊びの空間に…
●趣味を楽しむ
大好きな花やオブジェを飾ったり、大切な道具を手入れする空間に…
●生活を便利に
洗濯物を干しやすくしたり、安心して家に帰れる第2の玄関として
デッキがあるだけで様々な用途に使え、そして住む人の生活が豊かになります。
-デッキの素材-
上記のように幅広い用途があり、使用する環境も様々なので、
デッキの素材選びはとても大切です。
代表的な素材として…
・イペやウリンといった「ハードウッド」
・杉やパイン材といった「ソフトウッド」
・樹脂に木粉を混ぜた「木樹脂」
以上の3種類の素材が検討材料になります。
それぞれの素材にメリット・デメリットがありますので、簡単に表にまとめてみました。
表を見ると、やはり気になるのは「耐用年数」と「コスト」ではないでしょうか?
「耐用年数」が長いと「コスト」は上がります。
ソフトウッドに比べ、木樹脂やハードウッドは初期コストが高くなります。
ですがソフトウッドのメンテナンス(板の張替え、塗装)などを考えると
初期コストが高くなりますが、耐用年数が良いので、ソフトウッドにかかるメンテナンス費用は
すぐに元が取れてしまいます。
また、人それぞれのライフスタイル、使用方法、または設置場所によって
素材の選び方も変わってきます。
北側に面していたり、プランターを置いて水やりを良くする場所などは、
水気が多い為、ソフトウッドでは耐久性に難があります。
そういった場所ではハードウッド、木樹脂がおすすめです。
耐用年数が良い物を選んだ場合、見た目の問題が出てきます。
木樹脂やハードウッドはほとんど木目らしい木目がありません。
見た目重視、雰囲気重視の方にはソフトウッドをおすすめします。
下記の表を参考にして頂き、自分の好みに合った素材を選んで下さいね。
写真で見て頂くと、それぞれ印象が変わってくるので
見た目or耐久性のどちらかを優先して素材を選んで頂ければと思います。
デッキをどのように使うか決まってくると、選ぶ素材も絞られてきます。
そこで気になるのが「コスト」です。
-デッキのコスト-
各素材でデッキを設置した場合のコストを比較できるように、
同じ大きさで価格の違いを下記に記載しました。(材料+施工費にて表示しています)
サイズ2間×4尺(幅3.6m、奥行1.2m)の場合
ハードウッド(イペ) ¥220,000-
ソフトウッド(杉) ¥140,000-
木樹脂 ¥180,000-
1番高いハードウッドと1番安いソフトウッドでは、初期コストが¥80,000-も変わってきます。
大きな差額なので、ついソフトウッドに決めてしまいがちですが、もう一つ重要な点があります。
それは「メンテナンス」です。
木は腐るのを防ぐために防腐塗料を塗る必要があります。
また、数年後には板が傷んでくるため、板の張替えも必要になってきます。
塗料に関しては、塗料メーカーの推奨する塗料頻度は年に2回です。
1度の塗装に塗料一斗缶と作業費として、約¥30,000-~50,000程かかります。
(DIYをして作業費を抑えれば¥10,000~¥15,000くらいの出費で済みます)
DIYをして出費を抑えても、4年後には追いついてしまい、また板の張替えも発生する可能性が
ありますので、あっという間に初期コストの差額は埋まってしまいます。
コストも大変重要な部分ですが、将来を見越してコストとメンテナンスのバランスを
考えて、素材選びをして頂きたいと思います。
そして、最後に色についてご説明します。
-デッキの色-
木樹脂は退色に関してそれほど心配はいりませんが天然木の場合、
時間の経過とともに銀白色に変化していきます。
特にハードウッドは作りたての濃い板色は消えてしまうので、印象が大きく変わってしまいます。
銀白色になっていく事に抵抗がある方はハードウッドの場合でも、塗装をしていく事をお勧めします。
ウッドデッキを作るときには、素材がとても大切になります。
「耐久性」、「コスト」、「設置場所」、「見た目」、「メンテナンス」
この5点に注目して素材選びをして、快適なデッキライフを楽しみましょう*
ウッドデッキのサンプルなどはSAKUKO&SAKUZOU(中部営業所)でも
ご覧いただけますので、お気軽にご来店下さいね。
また、設置の相談に関しても作造ホームページまたは
お電話でのご相談も承っておりますので、ぜひご相談ください。
Posted by SAKUZOU1 at 15:51
│oniwa